葛原岡からの霊峰富士の眺望を保全して後世へ12・23

源氏山公園の歴史的遺産と景観を守る会が12月14日から署名活動開始

富士見台から望む富士の絶景

入口の看板に12月25日から仮設・準備工事着手と表記

　12月23日、一般社団法人源氏山公園の歴史的遺産と景観を守る会の瀧下嘉弘代表（090－4711－8093　genjiyama2024@gmail.com）の招きで、ビックリハウスで開催された交流忘年会に参加した。同会は源氏山公園の葛原岡神社からの霊峰富士山の眺望を保全し、後世に引き継ぐために12月14日から1万人を目指した署名活動を展開中だ。署名はオンラインでも可能だ。

＊オンライン署名 · 鎌倉・源氏山公園の歴史的遺産と景観を後世へ引き継ごう！ - 日本 · Change.org

　同会は活動の理解を深めるために、葛原岡神社に富士見台と手摺を奉納しており、12月12日には霊峰富士眺望所オープンセレモニーを開催し、宮司さんに詔を挙げてもらった。これまで富士見台から絶景の富士山を眺めたことがなかった。せっかくの機会なのでビックリハウスを訪れる前に、完成すれば眺望を損なうことになる大型住宅の工事現場入り口を経由して葛原岡神社に立ち寄った。

大型住宅は古都保存法で守られている歴史的風土保存地区であり、あり一部はより規制の厳しい浄智寺歴史的風土特別保存地区という。それなのに工事現場入り口から大型住宅建設予定地に至るまでアスファルト道路が出来上がっているのには驚いた。

＊「古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法」について

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/t4i/cnt/f10578/p34316.html

富士見台眼下の大型住宅建設予定地