鎌倉市が業者に委託、六国見山の危険な枯木伐採2・27

伐採後

伐採前

　2月27日、鎌倉市が六国見山森林公園北口の急な石段を登り切った高野2号緑地内に、倒木の恐れがある危険な落葉樹の枯木を伐採してくれた。この枯木の存在を確認したのが1月29日だった。近くを電線が走っている。このため鎌倉市に「倒れた場合、方向次第では電線を切断する恐れがあると思われます。そうならなくても散策者に被害を及ぼす可能性も排除できません。早急に現場を確認されようお願いいたします」と連絡した。

園路沿いに枯木から落下してきた枝

　伐採された枯木の根元付近の幹の直径は40ｃｍ近くあった。鎌倉市の委託を受けて伐採した造園業者は「枯木が倒れても電線は切れないと思いますが、電柱が持っていかれる可能性がありました」と話していた。鎌倉一のヤマザクラの名所である六国見山は、3月下旬にはヤマザクラの開花が始まり、今後、散策者の数が増えていく。悲惨な事故が発生する前に枯木が伐採されて一安心だ。

【参考】