ヤマアジサイ救出の下刈り：六国見山早朝臨時手入れ8・24

最年少参加者・小3男子（左）の手鎌を使った見事な下刈り

　8月24日、北鎌倉湧水ネットワークは9人が参加して、今年と昨年に植栽したヤマアジサイの苗木の周りの下刈りをメーンに臨時手入れを実施した。熱中症とハチの刺傷事故を回避するために本来は8月は夏休みだ。しかし、手をこまねいていると苗木が酷暑を乗り切れないと判断し、苗木を取り囲むカラスウリなどの除去と、雨不足でしおれた苗木の水やりをした。

この日は最高気温が34度と「外出を控えて運動は中止を」という極めて危険な暑さになるとの予報だったので、作業開始を通常より1時間早めて午前8時にして、午前10時前に作業を終えた。手入れ仲間と1カ月ぶりに元気な姿で再会し、無事に作業を終えられてとても嬉しい。

作業を終えて懇談していると親子連れが「いつもきれいにしてくれてありがとうございます」と労いの言葉をかけてくれた。この一言が活動の大きな励みなる。さらに嬉しいことに高野台住民の一人が「散策の時に水を入れたペットボトルを持参し、しおれたヤマアジサイの苗木に水やりをします」と言ってくれた。

鎌倉アジサイ同好会の青柳利紀さんといいねキッズ鎌倉の内山智弘さんが随時、下刈りをしてくれたおかげでヤマアジサイの苗木はカラスウリに呑み込まれずに生き延びていた。ただ、異常な暑さと雨不足でしおれた苗木が目立った。わたしは水やりに専念した。タイムリーと思える早朝臨時手入れで異常な暑さを乗り切り、来年きれいな花を咲かせてくれることを期待したい。

水不足でピンチのヤマアジサイの苗木水やりに使った10ℓ入りタンクと4ℓ入りペットボトル

　2本の移植したヤマツツジが水不足で枯れそうになったため時々水やりをしてきた。1本は復活しつつあるが、もう1本がその兆しがない。

この日は別行動で葉山厚さんが畑の上のスギ林で中心が腐ったスギの間伐と玉切りをしてくれた。玉切りした丸太は畑の椅子代わりし、薄く伐った丸太は薪にする予定だ。