鎌倉らしさカンファレンスに参加10・5鎌倉芸術祭スタート

　10月5日、鎌倉芸術館大ホールで「鎌倉・最後の絶景　鎌倉らしさカンファレンス」が開催された。このカンファレンスは、同日からスタートした第二十回鎌倉芸術祭参加イベントで、主催は葛原岡神社からの霊峰富士山の眺望を保全し、後世に引き継ぐための活動を展開中の一般社団法人「源氏山公園の歴史的遺産と景観を守る会」（瀧下嘉弘代表）。

　享受している景観は先祖からの預かりもの　みんなのもの

　出演者と参加者は「享受している景観は先祖からの預かりもの　みんなのもの」との認識を共有し、意義のある集まりとなった。里山再生活動のフィールドである六国見山森林公園の展望台は元々が、遠く離れた富士山を拝むために設けられた富士塚（遥拝所）である。今後の里山再生活動への大きな励みになった。

六国見山展望台から望む富士山

　ただ、残念だったのは有意義な集まりだったのに参加者が少なかったこと。多分、開始時間が19：15～となっていたのが影響したと思う。事情があってのことだと思うが…

＊カンファレンス　会議や会合を意味し、100人もしくはそれ以上の人が集まって情報の共有や、話し合い、問題解決のための議論を行う。