是枝監督の映画『箱の中の羊』ロケ地に六国見山10・13

『箱の中の羊』ロケスタッフ（9・25六国見山森林公園）

　10月13日朝、パソコンでヤフーニュースをチェックしていたら「「意外すぎる」「お2人お似合い」綾瀬はるか、突然の〝寄り添う2ショット〟にファン騒然「本当に?」「楽しそうです」　話題の映画オフショットに反響」の見出しが目に入った。「綾瀬はるか」に反応し、記事を読んでみると、2026年公開の是枝裕和監督による映画『箱の中の羊』のPRだった。

＊ヤフーニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/b903ba518a76122567bfaf30de63e8be08afbb51

　『箱の中の羊』のタイトルを見て、「ああそうだったのか」と思った。9月25日の六国見山手入れの時に、六国見山の高野台住宅地に映画の総勢70人のロケ隊がやってきた。刈り払い機で下刈りしていると、下刈りの現場まで登ってきた連絡要員のスタッフ2人から、「撮影の時間帯は、刈り払い機の使用を一時中断してほしい」との要請があった。

スタッフは「来夏、東宝が劇場公開を予定している鎌倉を舞台にした映画のロケです。仮の題名は『箱の中の羊』です。しんみりした内容の映画なので、音が邪魔になります。作業の邪魔をして申し訳ありません」と話した。どんな作品が出来上がるのだろうかと思っていたが、是枝監督、綾瀬はるか主演の映画のロケだと知っていれば、作業を中断してロケ現場に行けばよかった。残念！

是枝裕和監督プロフィール

1962年、東京都出身。早稲田大学卒業後、テレビマンユニオンに参加。2014年に独立し制作者集団「分福」を立ち上げる。1995年に『幻の光』で監督デビューし、その後も『誰も知らない』（04）、『そして父になる』（13）、『海街diary』（15）等、数々の作品を世に送り出す。2018年の『万引き家族』は、第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞し、第91回アカデミー賞®外国語映画賞にノミネート、そのほか多くの映画賞を受賞した。……2023年には、自身初となるNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」が世界配信、さらに『怪物』が第76回カンヌ国際映画祭で脚本賞（坂元裕二）とクイア・パルム賞をW受賞し大きな話題を呼んだ。その後も2025年1月に向田邦子の傑作ホームドラマをリメイクしたNetflixシリーズ 『阿修羅のごとく』が世界配信された。