全国市民活動まつりでレヴィン文化財プロジェクトを説明

谷汲山華厳寺から「レヴィン文化財プロジェクト」発進！
　　木谷正道・東京都総務局局務担当部長（防災を考える会）の招きで、１月２１日、平塚市で開かれた全国市民活動まつりの「新春コンサート＆新年会」に参加した。ゲスト・スピーチを依頼されていたので、プレゼン用のパワーポイントを自分で初めてつくってみた。タイトルはレヴィン文化財プロジェクト。これまで使っていたのプレゼン用の「地ビール・北鎌倉の恵み」は、会社の同僚につくってもらったものだ。ゲスト・スピーチは故郷と建長寺で開催するレヴィン追悼コンサートの狙いに焦点を絞り、しっかりＰＲした。

▽文化財プロジェクトは東大社の改修を視野
　レヴィン文化財プロジェクトは、私の故郷の氏神さまの東大社の改修を視野に入れ、改修のタイミングの目安を２０１０年に設定している。２０１０年には、東大社の杜からの恵みに、氏子が謝意を表明することが目的と思われる２０年に一度の大祭「神幸祭」が開催される。東大社の改修は、匠の技の継承や故郷に住んでいる人、さらには故郷出身者の精神的な拠り所を確認することにつながると私は考えている。パワーポイントには、東大社と亡くなった兄が、大名行列の「使者」の役割を演じている「神幸祭」の写真を盛り込んだ。

▽「縁切り寺」は「縁結び寺」
　新春コンサートは、木谷さんのギターと、ＮＰＯ・東京いのちのポータルのメンバーである吉沢憲明さんのシンセサイザーの共演だった。残念なことにこの日は私は土曜出勤。コンサートを全部、聴くくことはできなかった。
　ただし、アンコールの場面に間に合った。アンコールに応え、木谷さんは、有り難いことに、さだまさしの「縁切り寺」を歌ってくれた。レヴィンと盧佳世さんの縁をとりもってくれたのが、この「縁切り寺」の曲だ。「レヴィン文化財プロジェクト」のすべての始まりといっていい。とても大切な曲である。
　縁切り寺、つまり東慶寺の参道で私は、盧さんに初めてお会いした。盧さんは北鎌倉まちづくり協議会が主催する北鎌倉匠の市のお手伝いに来た。私はこの協議会のメンバーで、匠の市で地ビール「北鎌倉の恵み」とそのシリーズを出展していた。
　匠の市の打ち上げで、歌手デビューした盧さんの歌を聴いた。印象に残った曲が「縁切り寺」だった。声と雰囲気が団塊世代の心情に訴えると直感し、第１回団塊サミットへの出演をお願いした。「縁切り寺」は私にとって、まさに「縁結び寺」である。

▽５６回目のｌひらつか七夕まつりは７月６－９日に決定
　コンサートの後は、防災を考える会代表の添田睦子さんの総合司会で新年会がスタート。



　城所功・湘南ひらつか七夕まつり催し物委員長は「ことしのひらつか七夕まつりは７月６－９日に決定した。ひらつか七夕まつりは、平塚市の復興を目的に私が１９歳の時にスタートしたが、今年で５６回目となる。数年前、この場所を木谷さんたちの活動拠点に提供した。さまざまな活動をしている団体の人たちが今日ここに集まっているのを見て、活動の広がりを実感し、不思議な縁を感じる」と挨拶した。「縁切り寺」の歌詞に「人の縁とは不思議なものね…」がある。確かに不思議だ。


　新年会のお楽しみは名越謙治・車椅子社交ダンスを普及させる会平塚支部長・全国市民活動まつり実行委員会副委員長の男の手料理。酒付きにはこたえられない料理がこの日も用意された。

▽注目を集めそうな第３回団塊サミット
　この新年会には、団塊サミットを社説で取り上げてくれた朝日新聞大阪本社の大峯伸之論説委員と東京新聞と中日新聞の生活面 のメーン記事で取り上げてくれた野呂法夫記者も顔を見せた。１２月２日の丹沢での第３回団塊サミットは、これまで以上にマスコミの注目を集めそうな気がする。