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定価:本体1500円+税 はまの出版 電話03-3234-9779 ![]() ▽自らは気に入ったお寺の共同墓地に 私が死んでしまってから、妻や二人の息子達にお墓を作るとか、作らないのレベルで、迷惑は掛けたくない。それとお墓の存在意義は、残された人間が、その絆を確認することに大きな意味があると考えている。普段会うことのない兄弟、親戚、友人などが、お彼岸などの墓参りを口実に、顔を合わせることができる。 そこで、妻と相談し、一度、北鎌倉のあるお寺と契約までしたが、事情があってキャンセルした。その後、円覚寺の足立大進管長のお話を伺うなどして、今は、気に入ったお寺の共同墓地に入るつもりでいる。 私の知人の家族構成が、一人娘かつ一人孫だった。ところが、孫がオーストリアのケーブルカー火災事故に巻き込まれ、先立ってしまった。娘夫婦は団塊の世代だ。「お家断絶」と知人はいった。彼のお墓は九州にある。共同墓地がいいと思っているのは、この知人のことも関係している。 ▽死後のありかたに対する相互理解が大切 ![]() さらに「おわりに」では「先に『逝く人』と、後に『残される人』とでは、考え方や受け止め方は違う ![]() *参考:徳留佳之さんからのメールの要旨 野口さま 団塊の世代の方々にとって、避けて通れない問題としてお墓など、死後をどうするか、というテーマがあると思います。 少子高齢化社会は、長生きをする人が増えると同時に、亡くなる人の絶対数が増える社会であることは、十分認識されていません。すでにその数は100万人を突破し、毎年増え続けており、2038年には170万人になると予測されています。 お墓造成による里山破壊の問題は大きく、その根底には、死後、人間だけが自然の循環に返らず土地を占有し続ける矛盾があります。なんで、こんなことを書いているかと言いますと、実は、 「「お墓に入りたくない人 入れない人のために-散骨・樹木葬・手元供養ほか『お墓』以外の全ガイド」という本を書きまして、2月24日に発売することになりました。 何よりも、団塊の世代の方々に読んでいただきたい本で、興味深いことに、散骨希望者は、全年代のなかで、 団塊の世代を含む50代が一番多いという調査結果もあります。そんな訳で、野口さんの取り組みと、今回の本は、すくなからずオーバーラップするところがあると思うのです。 そこで、まずとりあえずは、野口さんの取り組みの中でも折に触れて、この本のご紹介をいただけると幸いです。可能ならば、共同通信関連でも、記事や書評などでご紹介いただけるチャンスがあれば幸甚です。唐突なご相談で恐縮ですが、よろしくお願いいたします。 ■ 徳 留 佳 之 Editor / Producer *参考:足立管長のお話 生きているのではなく、生かされている ―第68回円覚寺夏期講座から― (略) ▽心に染みる足立老師の説法 私がこの夏期講座に参加する最大の愉しみは、管長の足立大進老師の説法を聞くことだ。足立老師の説法は、統一テーマの下、シリーズ形式で4日連続して、外部から招いた講師による講演の前に行われる。今年のテーマは「わが師・わが友」だった。 木魚に合わせ、「白隠禅師座禅和讃」を参加者全員が唱えた後、「おはようございます」という足立老師の耳に心地よく響く挨拶で、説法はスタートする。白隠禅師(1685-1768)は江戸時代の臨済宗のお坊さんである。禅の問題集ともいうべき「公案」を体系化することによって、臨済宗を立て直したため、臨済宗・中興の祖と呼ばれている。 足立老師は臨済宗という一宗派にこだわず、釈迦の本来の教えを伝えることを自らの使命としているように思える。気迫が、ひしひしと伝わってくる。「仏教の根本の教えは、『縁起』の法則である。命は点ではない。先祖のご縁のお陰。この身、一身に集まっている。生きているのではない。限りない縁によって、生かされているのだ」。厳しい修行に裏付けられ説法は明快で、言葉自体がエネルギーを発している。だから、人の心に染み込み、元気とか、生きる勇気のようなものを与えてくれる。 ▽お墓は個人でつくる時代ではない 今夏、足立老師は説法中、葬式仏教について舌ぽう鋭く、何度も触れた。 「立派な教団が何も教えない。極端な例では管長が話をするのを嫌がる。葬式仏教といわれていることに関しては、坊さんにも責任がある。しかし、こんなことを許している壇信徒にも責任がある。世の中はすべて、需要と供給で決まる。お墓が欲しいという需要があるから供給がある。 第一線を退いた知人からお墓を作りたいが相談に乗って欲しいとの相談があった。そこで、聞いてみた。自分のお墓なのか? 奥さんのお墓なのか? 自分のお墓だという。ならば、15年、20年くらいしかお参りに来てもらえないのではないかと言ってあげた。老後に大金を投じるのは大変なことだ。『個人で作る時代ではない』といって、共同墓地の購入を勧めるようなお寺だったら信用できる」 (略)
by kitakamayunet
| 2006-03-03 16:00
| BOOK
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