前向きの人々の日…第２３回【ミドルの日】提言＆コンサート

　　ＪＭＣ・コンサート～若い音楽家を励ますサロンコンサート～
　　　　　　　励ましているはずなのに逆に励まされている！
　　　　　　　　　　今年の若い音楽家を励ますサロンコンサートは１１月１５日
　７月１４日の夜、赤坂のサントリーホール（小）で開かれた「前向きの人々の日…第２３回【ミドルの日】‥提言＆コンサート‥」（主催：日本経営クラブ『ミドルの日』実行委員会）に招かれた。プログラムはゲストスピーカーの【提言】～私の提言～と、若い音楽家による【コンサート】～モーツアルトに思いをこめて～の二部構成。主催者の「日本経営クラブ」（後藤勝次代表幹事）は、日本の異業種交流会の「草分け」的な存在。この日の催しは、「日本経営クラブ」創立４３周年記念行事の一環として開催された。創立してから、間もなく半世紀を迎える。「継続は力なり」を絵に描いたような活動実績である。更なる発展を祈りたい。（写真は司会の落合一之さん）

▽後藤勝次代表幹事
　「【ミドルの日】は今年で、２３回目を迎えた。スタートしたのが、日本経営クラブの初代会長を引き受けていただ土光敏夫元経団連会長が６７歳の時。土光さんは『私もミドルだよ。ミドルの日にしよう。意味は前向きの日にする』とおっしゃった。そして、五感育成の重要性も強調されていた。本日はフランス革命の日でもある。日本経営クラブは再来年、創立４５年と節目の年を迎える。本日は「【ミドルの日】をあらためて、前向きに生きていく日であることを確認し、創立４５年に向けた幕開けの日にしたい。今年の若い音楽家を励ますサロンコンサートは１１月１５日に決めた。若い音楽家の音楽を聴くだけでなく、応援したい。運動としてやっている。でも、励ましているはずなのに逆に励まされているような気がする」

【提言】～私の提言～
▽大野輝之さん（東京都環境局）
　「地球温暖化防止のために、『京都議定書』で日本はＣＯ２の削減に同意した。そのための方法は①省エネ②ＣＯ２の発生しない風力や太陽熱エネルギーの使用―の二つ。東京都は国に先駆けてディーゼル車規制を実施するなど、そのためのささやかな第一歩を踏み出した」

▽植松千里さん（元大学教授）
　「日本語が分らない、文章が書けない、人前でプレゼンテーションができない大学生の国語力向上に携わった結果、日本の教育システムは間違っていると思った。教育関係者とコラボレーションし、中・高校教育の無駄を省き、問題解決に力を尽くしたい」

【コンサート】～モーツアルトに思いをこめて～
▽ヴァイオリン独奏・服部亜希子　ピアノ・武藤友紀


▽ピアノ独奏　・神三奈


▽ソプラノ独唱　・高原亜希子　ピアノ・喜嶋麻実

▽テノール独唱　・菅野　敦　ピアノ・田中理恵


▽マリンバ独奏　・中村友子
　
▽クラリネット三重奏　クラリネット・高木景子　ヴィオラ・中村奈津子　ピアノ・岡部郁子