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両子寺・奥ノ院のご本尊様は千手観音だった! ![]() 長崎には年老いた妻の両親が二人で住んでいる。今回の旅は、二人の近況の確認と、冬の備えへの手伝いがメーンの目的である。14日には昨秋、結婚した二男夫婦が合流した。妻の両親は、二男の結婚式に参列できなかった。両親に、二男のお嫁さんの顔を見せたかった。 大分県はまったくといっていいほど土地鑑がない。地図やHPを参考に、ざっと行程を作った。欲張った計画であることは十分承知の上である。イメージでは空港からレンタカーで、国東半島を時計回りに半周し、最初に天台宗別格本山 六郷満山総持院両子寺(ふたごじ)を参拝、その後富貴寺、熊野磨崖仏、宇佐神宮、臼杵の石仏にお参りし、午後6時に由布院到着だった。 予定は最初から狂った。国東半島を時計回りに半周しようと思ったのは、海を見ながら走りたかったからだ。「トンネルばかりで、海は見えませんよ」。レンタカー会社の人に言われた。また、道路事情や時間的に考えて、10日に臼杵まで、足を延ばすのは無理だということも分った。となると、臼杵の石仏参拝と街並みを見学は11日になってしまう。この日は高千穂峡を見物しようと思っていた。残念ながら今回はお預けだ。次回の旅の楽しみにしよう。 ![]() ![]() ![]() ![]() *真言 真言とは、真実の言葉、つまり仏の言葉の意味です。人間の心の内にあって、でも外から見ても分らないし、自分でも気付いていない、秘密の言葉です。また、真言はサンスクリット語のマントラのことです。マントラは「聖なる言葉」とか「真実の言葉」と訳されています…この言葉はそれ自体に神聖な言葉が宿っているとされています。言葉で表現される現実をそのまま実現させてしまう力があるといわれています…13真言という、13の仏菩薩明王のマントラがあります。仏様はたくさんおりますが、いっさいの仏菩薩の代表として、不動明王から虚空蔵菩薩までの仏様を挙げています…これは十二支に対応していて、お不動明王は酉年の守り本尊、虚空蔵菩薩は寅と丑の人の守り本尊という具合になっています…(「神通力 欧米発:蘇る仏教の知恵」田中成明著 総合法令) ![]() 護摩堂に入って暫くすると若いお坊さんに声を掛けれらた。声の主は両子寺と関係の深い行入寺の隈井修道副住職だった。私が護摩堂の前で般若心経を唱えているのを聞いておられたとのこと。15歳で得度(出家)され、その後はサラリーマンを送った。2年前に副住職になったという。31歳。つい最近、天台宗の総本山・延暦寺で修行をされたばかり。 せっかくの機会なので、真言の読み方とか、比叡山で得度した者は12年間山を下りずに籠山修行に専念させる「12年籠山行」、究極の修行の千日回峰行についてお聞きした。「12年籠山行」では、仏を感じるかどうかがポイントなのだそうだ。千日回峰行中最大の難行に、九日間、不眠不臥、断食断水で不動明王に祈りを捧げる荒行があるという。この荒行を終えた修行僧は衰弱してしまい、一人では歩けない。介助役のお坊さんに抱きかかえられるようにお堂から出てくる。この時、介助役のお坊さんはマスクをしている。理由は死臭が漂っているからだいう。 まさに生と死の境界線にいるのだろう。荒行に駆り立てるものは一体何か?お話を伺っているうちに、次第に心と体全体が熱くなってきた。比叡山にもう一度お参りに行きたい。切実にそう思った。護摩堂内ではお守りが販売されていた。守り本尊がお札になっている。私、妻、長男と二男夫婦それぞれのお守りを買った。 ![]() 奥ノ院の扉にはご本尊様の千手観音の真言が紙に書かれて張ってあった。 それはまさしく神仏習合の世界だった。かねてから国東半島を一度は訪れたいと思っていた。この日、念願が叶った。これも千手観音の導きがあったからだろう。 ![]() 素晴らしい、感動的な時間を両子寺で過ごさせてもらった。その分、時間の余裕がなくなった。全てを得ることはできない。やむをえないことだ。残りは駆け足で回った。宇佐神宮は外を見ながら通過した。 隈井修道副住職お勧めの真木大堂は、外から写真撮影だけした。 ![]() 九州最古の木造建築で国宝になっている富貴寺の大堂 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
by kitakamayunet
| 2006-10-18 08:50
| 現代に生きる禅の精神
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Trackback(2)
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Comments(5)
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タイトル : 庄屋の館(湯布院温泉)ほとけの里から寺町へのぶらり旅②
国東六郷満山―ほとけの里から寺町へのぶらり旅①― 携帯電話が鳴った。時間は10月10日の午後4時半過ぎ。熊野磨崖仏から宇佐神宮を目指していた。ハンドルを握っていたので、妻に電話に出てもらった。相手はSNS「おとな愉快団」の仲間のぶんぶんさんだった。午後6時に湯布院温泉の庄屋の館で落ち合う手はずになっていた。宇佐神宮を参拝し、宇佐から高速道路に乗って湯布院に到着しようと考えていた。ぶんぶんさんによれば、高速道路に乗っている時間は最低30分。時間的に参拝する時間はない。残念だが宇佐神宮参拝も次回のお楽...... more ![]() ![]()
地元んぽ人間が、、、ふ~ん そうですか~ とか うなずきながら 聴講させていただく 詳しい報告 誠にありがとうございます。
すさましい 荒行・・・「生死の境」こんな境地 一度は 体験したいものです。 冨貴寺より 両子寺のほうがどうやら 力をかんじられたようですね・・・少し 乱暴な行程ですよね・・・むちゃくちゃですね。お釈迦様もさぞ そのひは疲れたことでしょうね。 じゃ~
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両子寺ではパワーを感じました。日本各地にこういう場所があるのだと考えています。
その地域が持っている力、そこに神社や寺院を建立した人間の眼力、そこに祀られた神仏に託す人々の思いや願いが、パワーの源泉かな、と勝手に考えています。 国東半島、そして北鎌倉は間違いなくその種のスポットだ信じています。そういう観点から旅をすると楽しみが増えますよ。 お釈迦様は30年以上、私のペースに付き合っています。酒を飲んで帰ったら、にこにこしていました。 ![]()
九州にいらっしゃったんですか、
やけに鎌倉のにおいがしてましたもん(^.^)
白鷹さん、凄い神通力!本当はフェリーで、天草から島原へ上陸したかったのですが、フェリーの最終に間に合わず、熊本から九州自動車道に乗りました。しっかり、久留米を通りしましたよ。
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