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大京、来月工事協定書のたたき台を提案 北鎌倉・旧小泉邸跡地のマンション建設問題(仮称・ライオンズマンション北鎌倉)で、大京は2月20日夜、山ノ内公会堂で近隣住民に対し、工事説明会を開催した。説明会には近隣住民約20人が出席し、事業者側からは大京、マンションの建設工事の受注が内定している東鉄工業、地質調査を請け負った「ジオレスト」社の担当者が顔を見せた。この席上で、大京は2月7日から、北鎌倉の景観の象徴的な存在だった旧小泉邸の洋館の取り壊し作業に入ったことを明らかにした。取り壊し作業は約1ヶ月かけて行われ、3月5日に終了する予定という。マンション建設工事は3月20日から搬入路整地などの準備工事を皮切りに本格スタートし、来年の3月末に竣工する見通しだ。 ▽市民生活とはかけ離れた交通量調査 マンション建設工事は、春や秋の観光シーズン、夏の海水浴の時期と重なる。このため、鎌倉街道の大渋滞を招き、市民生活に重大な影響を与えるだけでなく、鎌倉の基幹産業である観光事業にも大きなダメージを与えることは必至の情勢だ。大京は次回工事説明会(3月6日に予定)で、工事協定書の締結に向け、たたき台を提案する方針だ。机上の計算に基づいた工事協定書ではなく、市民生活の実態を反映した工事協定書の締結が切実に求められている。 この工事にはトレーラー、10トンダンプ、10トン生コン車などの大型車両が、大量に投入される。大京によれば、工事のピーク時には、ダンプが一日30台、生コン車が一日50台も投入される。大京はこの日の説明会で、工事に伴う交通量の調査結果を明らかにした。しかし、この調査は、市民生活とはかけ離れたものだった。 まず、調査日時が昨年の12月14日(火)とウイークデーだった。年間を通じ、曜日別で周辺が一番渋滞するのは、土曜日である。また、工事終了後の交通量の見通しは示されたが、肝心の工事期間中の交通量についての調査結果は、含まれていなかった。さらに、一定の時間の中で走行する車両の台数を基準にした調査なので、渋滞すると交通量は少なくカウントされてしまうという、致命的な欠陥を孕んでいた。住民の厳しい追及を受け、大京は次回説明会で、交通量調査についての再回答を約束した。 ▽工事には不利な地盤 マンション建設予定地は驚くほど水脈が浅く、いわば「水に浮いているようなもの」で、地盤が極めて不安定である。このため、近隣住民は大京に地質や水脈への調査をも求めてきたが、大京はこの日、地質調査結果についても説明した。「ジオレスト」によれば、建設予定地は①地下水が地表面すれすれに存在している(鎌倉街道沿いは地表から1メートル)②周辺の地盤に比べて柔らかな地盤で、工事には不利な条件③周辺の井戸水がかれる可能性がある。工事期間中は地下水位の低下がないように、観測井戸で監視することが望ましい―だった。実際のところ、旧小泉邸のからは、周辺の道路に水が流れ出している。 「地盤改良工事のコストは、通常の工事の何倍もかかると」と大京が認めているように、軟弱な地盤だけに難工事が予想される。工事は工事予定地の側面に止水壁(シートパイル)を打ち込み、底の部分に水ガラス系の薬液を注入し人工的な難透水層をつくるという方法が採用される。「バケツのようなものをイメージしてほしい。バケツの中の水と土砂を汲みだす考え方だ」と「ジオレスト」の担当者は言う。 難透水層をつくるのにセメント系ではなく、水ガラス系薬液を使用するのは、環境に配慮したためだという。セメント系には六価クロムが含まれる。金属メッキ、皮なめし、顔料などとして、広く使用される六価クロムは、クロム潰瘍、鼻中隔穿孔、感作性皮膚炎、肺がんなどを引き起こすことが知られている。ただ、果たして、水ガラス系薬液なら安全なのだろうか。疑問が残る。今後、検証が必要だ。
by kitakamayunet
| 2005-02-22 11:14
| 台峯&マンション問題
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