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高さは観音様の額と同じ ご存知ですか? いま、大船観音(おおふなかんのん)様の向かいの高台に地下3階・地上9階のマンション建設が行われようとしています―。このような書き出しのチラシが、知人からファックスで寄せられた。 大船観音は、鎌倉への玄関でもあるJR大船駅近くの小高い丘の上に建立された、高さ約25mの上半身だけの巨大な観音様だ。電車からもよく見えるし、高野台にある自宅の2階の窓からも拝見できる。とても穏やかでやさしい表情をされている。毎朝、元気で一日を迎えられたことに感謝し、家族や親しい人たちが健康であることと夢がいつの日か、かなうことをお願いしている。 大船観音は永遠の平和を願って建立され、大船のシンボル的な存在となっている。大船観音に限らず、お寺や仏像は神聖な場所を選んで、建立されているはずである。高層マンションの高さは、大船観音の額と同じ高さだという。「畏れ」を知らない、このマンション計画は、景観問題もさることながら、聖なる対象を冒涜する野蛮かつ不遜な行為だと考えざるを得ない。 【チラシの要旨】 ■建設計画の概要 地下3階・地上9階(観音様の額の高さ)、59戸、立体駐車場40台、工事予定期間18ヶ月。 ■建設反対理由 (1)建設予定地は鎌倉市の緑地保全推進地区である。 (2)大船観音は鎌倉の表玄関のシンボルであり、市民だけでなく国内外の人々から親しまれており、景観上のイメージダウンにつながる。 (3)鎌倉市の行政指導が、業者サイドに立っている。 (4)建設予定地の前面道路は交通の危険箇所。 ■経緯 昨年12月21日、長野市に本社のある建設コンサルティング会社・東洋エンジニアリングから3回目の近隣住民への説明会があった。しかし、近隣住民は説明に納得せずに、有志が計画の全面的改定を目標に「岡本の緑地と景観を守る会」を立ち上げた。その後、玉縄自治町内会連合会、玉縄まちづくり協議会、鎌倉市当局にも面談し、鎌倉市長にも計画見直しの要望書を提出した。 ■今後の方針 緑地と景観を守るため、計画の見直しを求める。具体的には署名活動などを行い、行政と業者と交渉する。 ■問い合せ先 「岡本の緑地と景観を守る会」 関谷城廻地区の方の連絡先(長田) 鎌倉市関谷898-102 電話 0467-45-6152 ▽永遠の平和を願って建立 大船観音は1929年に永遠の平和を願って、地元有志が大船観音の建立に着手、1934年に像の輪郭ができあがったが、資金難や戦争のため一時工事が中断した。戦後、当時の曹洞宗永平寺管長・高階ろう仙禅師が中心となり、財界人らの協力を得て、大船観音協会が設立されて建立を再開、1960年に完成した。 1980年、大船観音協会は解散、1981年からは曹洞宗の大船観音寺となった。四季折々の花が楽しめるが、春の桜が美しい。観音像の前庭からは、大船の街並みが一望できる。定期的に観音講や参禅会が開催されている。 ▽聖なる地 2年間で100のお寺を巡った作家の五木寛之氏は、最近の週刊現代の「五木寛之『百寺』の旅」の中で、次のように書いている。今回のマンション問題を考える上で、参考になると思う。 「…各地の寺を回り歩くなかで、さまざまな発見があった。そもそも千年以上もたつ古寺というのは、突然その地に出現したのではないらしい。古代から人々の思いが凝り集まって、聖地としてあがめられた場所に寺が建てられるのだ。天と地のエネルギーの触れ合う地点、そこに社がたてられ、堂がおかれ、やがて寺が建立される。何千にもわたって古代人のスピリチュアルなエネルギーが注がれた地点、それを私は列島のツボと呼ぶ。人体と同じように列島にもツボがある。そこが聖なる地だ。寺はそのツボに建てられて、生き続ける。深い信仰に支えられて寺を訪れる人は幸せだ。…」
by kitakamayunet
| 2005-02-26 11:22
| 台峯&マンション問題
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