「不穏当発言だった」と謝罪：テニスコート開発問題余談

町内会が鎌倉市、大源にテストコートの開発中止を要望

　北鎌倉おとな探偵団の仲間から、８月１７日の深夜、信じられない内容のメールが入った。この日開催された「北鎌倉グリーンヒルテニスコート」の開発中止を求める緊急住民集会（主催：鎌倉市山ノ内瓜が谷町内会）の席上で、主催者側の一人が私が鎌倉市の“回し者”だという趣旨の発言したというのだ。

　もし、これが事実なら、まったくの事実無根の発言であり、私の個人の名誉・信用を著しく傷つけることになる。主催者の鎌倉市山ノ内瓜が谷町内会の出口茂会長に１８日朝、事実確認のメールを入れた。同日夜になって、山口会長の奥さんから私のメールをプリントし、Ａ氏に伝える、との内容の返信が届いた。

　１９日の夜、Ａ氏から不穏当な発言への謝罪と、公式の場での訂正発言をするとの内容の電話があった。開発を阻止するために今、一番必要なのは住民の結束である。事実無根の発言は、住民間に不必要な疑心暗鬼を生み、結束を乱す結果となる。これは“利敵行為”にほかならず、事業者の思う壺である。こうした事態の再発防止を切に願っている。

＊情報が独り歩きし、誤解が誤解を生むことを避けるため、不穏当発言の経緯を記録として遺しておきたい。

【仲間からのメール】
野口稔様
　集会で野口さん達が帰られたあと、不穏当な発言があったのでお知らせいたします。　集会もまとめに入ったころ、奥さんである司会者を遮って、Ａ氏が『ここで爆弾発言をします』と宣言して『ここにいたさっき写真を撮っていた人物は、大場（鎌倉市開発指導課長）側の人間である』との発言がありました。住民運動の難しさはいろいろあると思うが、あまりにも不穏当な発言なのであっけにとられてしまいました。すぐに奥さんが訂正らしき言葉「この場で言うことではない、皆様には後でつれあいを叱りますの・・・」と言っていました。
　野口さんには、余分なことと思いますがお知らせまで。おやすみなさい。

【出口会長への事実確認のメール】
　出口様、野口です。お早うございます。連日、お疲れ様です。昨日の集会でわたしが帰った後、次のような発言があったと参加者から連絡がありました。
「集会もまとめに入ったころ、奥さんである司会者を遮って、Ａ氏が『ここで爆弾発言をします』と宣言して『ここにいたさっき写真を撮っていた人物は、大場（鎌倉市開発指導課長）側の人間である』との発言がありました。」

　これは事実ですか。わたしは台峯トラストの創設に参加しました。従って大場氏はかつてみどり課おりましたので、顔見知りです。それだけであって、発言のように大場氏側の人間ではありません。

　公開の席です。Ａ氏の発言が事実なら、私の個人の名誉・信用を著しく傷つける発言だと思います。発言の根拠を明らかにしていただき、発言の訂正をお願いいたします。

【出口会長（奥さん）からの返信】
野口 稔　様
（cc　出口茂様）

　こんにちは。お世話になっております。　昨日もお疲れ様でした。　出口茂あてにいただいたメールについて、連れ合いである出口綾子が代わってお返事申し上げます。

　下記のような発言があったのは残念ながら事実で、私も信じられない思いです。大変おどろきました。
　その発言のときに、たまたま参加者の1人が別件で夫に問い合わせをして話をしていたので、夫はその発言を聞いていません（それで私が代わりにメールしている次第です）。
　会も終盤になり、会場もざわついてきていて、参加者がバラバラに話しはじめたような雰囲気だったので、聞いていた人とそうでない人がいたとは思います。　そういうなかでしたので、私の聞き漏れかもしれませんが、発言は、前後の脈絡がなく、つながりのないなかでの唐突な発言だったと思います。

　発言については、Ａ氏個人の問題ですので、いただいたメールをプリントし、明日このままお伝えしたく思います。

　以上がご報告ですが、今後ともくれぐれもよろしくお願い申し上げます。