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ミニコラム連載②「レヴィン文化財プロジェクト」 介護デビュー元年 「来年の3月31日から北鎌倉でお世話になります」。硬い表情で義父は、一語一語噛み締めるように“苦渋の決断”を口にした。昨年10月、妻の長崎の実家での出来事だった。義父95歳。義母85歳。3人の子どもたち(長男、長女、次女)が巣立ち、長い間2人暮らしをしていた。しかし、義母が病気で長期入院を余儀なくされた。“苦渋の決断”の直前まで、長女である妻が長崎の実家に1カ月間戻り、両親の世話をしていた。この間、わたしは妻におんぶに抱っこだった炊事、洗濯、ゴミ出しなど自分でやらざるを得なくなり、図らずも「家庭デビュー」を果たした。 団塊世代が向き合わざるを得ない問題がいくつかあるが、わたしは最も深刻な問題は親の介護だと思っている。私の父は30年前に亡くなっているが、故郷(千葉県香取郡)に住む85歳になる母は健在だ。母は姉と甥夫婦ががっちりと面倒を見てくれている。妻の場合は、長男と次女にはそれぞれ事情があって、両親を引き取ることができない。「両親が納得すれば、北鎌倉に来てもらっていいよ」。妻にはかねてから言ってあった。年老いてから長年住み慣れた故郷を離れるのは非常に辛い。私の母は「絶対に嫌だ」という。最近、久しぶりに会社の同期と路上でバッタリ出会った。彼も親の介護の問題を抱えていた。九州に住む奥さんの母親が、要介護の状態にあるとのこと。彼の義母は私の母とまったく同じ考えで、奥さんが九州の実家に帰ったままだという。「『逆単身赴任』というのかな。おれが月1回、様子を見に九州に行くんだ。お陰で料理の腕が上達したよ」 妻の両親と暮らし始めて5カ月が経過した。当初は生活のペースが違うので戸惑うことが多かったが、徐々に呼吸が合い始めてきた。「要介護1」の義父は、腰痛で歩くのが不自由だが、自分で食事、お風呂、トイレを済ますことができる。義母はとても元気で何も問題ない。私の役割は病院や理髪店への車での送り迎えと買い物をしてあげることくらいだ。同居して気付いたのは、人生が命のバトンタッチリレーであること。介護は、明日はわが身である。「介護デビュー元年」―。老いをしっかりと見詰めていきたい。 北鎌倉湧水ネットワーク代表 野口 稔 *この原稿は NPO法人・鎌倉市民活動センター運営会議(鎌倉NPOセンター)から依頼を受け、同会議の広報紙「鎌倉パートナーズ」(季刊)の第48号(2008年9月発行)に寄稿したものです。
by kitakamayunet
| 2008-09-18 11:57
| 講演・寄稿・メディア
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