カテゴリ
全体 花の里山六国見山(設立25周年企画) プロフィール 会則 里山再生は究極のSDGs 速報 講演・寄稿・メディア シリーズ・団塊世代 春夏秋冬 レヴィン文化財プロジェクト 無名人からの伝言 式年東大社銚子御神幸祭 シリーズ「里山ってなんだ!」 鎌倉の美しい里山継承PJ 東庄と鎌倉 鎌倉の世界遺産登録 ガイドブック・プロジェクト 東日本大震災 鎌倉団塊プロジェクト 団塊探偵団(神奈川新聞) 唯我独尊(コラム) 現代に生きる禅の精神 野口農園 交遊録 台峯&マンション問題 インターネット新聞JANJAN Yahoo!セカンドライフ 大船観音前マンション建設 洞門山宅地開発問題 北鎌倉テニスコート築造問題 北鎌倉の恵みプロジェクト 個性派ショップの優れもの BOOK mixi入口 イベント案内 北鎌倉匠の市・展 イベント月別一覧 リンク 北鎌倉グルメ散策 北鎌倉でお買い物 男の料理教室 璃史写真館(非公開) 発見!体験!もう一つの鎌倉 六国見山日照権伐採 「元治苑」にマンション建設 璃史&七緒(非公開) 里山・六国見山と生物多様性 未分類 タグ
六国見山
里山再生
有機無農薬栽培
循環資源
循環農法
円覚寺裏山
北鎌倉
円覚寺
まちむら交流きこう
鎌倉アジサイ同好会
里山
森林・山村多面的機能発揮対策交付金
間伐材
新型コロナウイルス
夫婦桜
地ビール
ヤマザクラ
日本さくらの会
台風15号と19号
ヒノキの器
以前の記事
お気に入りブログ
最新のコメント
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
大京、3月6日夜に工事説明会開催 大京は、2月20日、旧小泉邸跡地へのマンション建設工事(仮称:ライオンズマンション北鎌倉)説明会で、建設予定地の地盤強化のため、水ガラス系の薬液を注入して人工的な難透水層をつくる方針を明らかにした。大京は水ガラス系薬液を使用するのは、環境への配慮からだと説明したが、専門的な知識がないので、真偽のほどは判然としなかった。 ▽工事協定書のたたき台を提出へ そこで、ML等でアドバイスを求めた。これに対し、3月5日までに3人の方から、貴重なご意見をいただいた。3人のご意見を総合すると、水ガラス系の薬液は、適切な設計がされれば、環境への危険はなさそう(断定はできない)だが、止水性に難点があるようだ。 大京は3月6日(日)の午後7時から午後9時までの予定で、北鎌倉・山ノ内公会堂で、近隣住民への工事説明会を開く。ちょうど、日程が合ったので、工事説明会に出席し、こうした疑問点を質問するつもりだ。この工事説明会で大京は、工事協定書のたたき台を提出する予定だ。 工事が始まれば、場所が場所だけに、近隣住民だけでなく、観光客も含めた多くの市民の日常生活などへの悪影響が懸念されている。多数の市民の参加を呼びかける。 ■土になじむので止水性に問題―早田喜久男さん― vamosの会の早田喜久男と申します。2月23日に野口様から以下のメールを頂きまして弊方にて可能な限り調べさせていただきました。調査結果概要は以下の通りです。専門の分析センターによる詳しい水ガラスの分析結果等も手元に届いています。ご住所を知らせていただければ郵送させていただきます。 1.水ガラス系薬液とは何か。 ガラスの材料(珪酸)硬化剤を混ぜて止水性を持たせたもの。 2.建設現場での使用状況 仮設的によく使われている。地下工事の際の止水や既存山留めと新設するシートパイルとのジョイント部への注入、隣接する家屋の地盤沈下防止のための注入等の工事に使用されている。 【メリット】 ・環境にやさしい。 ・時間の経過とともに土になじんでいく性質がある。 【デメリット】 ・土になじむということは止水性がなくなる、ということ。恒久的に止水性を持たすことはできない。従って2.項記載の通り仮設で使用される。恒久的な止水を期待するのであればセメント系になる。セメントに含まれる六価クロムに関しては、材料を選定すればその恐れはないと思われる。 以下の2点資料あります。 ▽土質安定注入薬剤「MGロック」(三井化学産資株式会社)の分析結果~株式会社湘南分析センター(H16.9.28報告書)~計量対象であるカドミウム、全シアン、有機燐、鉛、六価クロム、総水銀、アルキル水銀、PCB、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンは いずれも不検出 ▽HG(ハーモニーグラウト)工法説明書 炭酸水を水ガラスの硬化液としたもの。地下水環境、複合注入への適用が可能。硬化剤が炭酸であることから(薬剤中に強酸やセメントを含まない)地下水環境、およびコンクリート構造物への負荷が軽減される。六価クロム問題と無縁。 以上取りあえずメール申し上げます。 ■危険であるとの立証は簡単ではない―薦田哲さん(弁護士)- 野口さん、こんにちは。私は素人ですので、以下の報告は参考です。専門家のアドバイスを求めて下さい。 水ガラス系薬液注入工法は、地下工事や地盤強化などである程度使われているみたいですね。過去の裁判でも地下水の安全性が議論なったと記憶していますが、危険であるとの立証はなかなか簡単ではないですね。なお、薬液によってかもしれませんが、地震時の変形強度についてはまだ十分検証できていないとの指摘もあります。 参考にhttp://www3.ocn.ne.jp/~tacss.jp/kouhoukatarogu/index07.htm(日本TACSS協会) 上記で指摘されている、ポリイソシアネート化合物も含め使用されている薬液がほんとに安全かどうかについて、主剤を構成する成分が急性毒性値LD50の評価だけでは十分とはいえないと私自身は考えています(じゃどんな科学的根拠はといわれると、安全性の立証を市民の目線でやってくださいと答えたいです)。 私が取り扱っているケースで、イソシアネート系の化学物質等の存在が問題になっていますが、多くの化学物質はまだ測定・解析自体が確立していないことも考慮する必要がありますね。また従来の急性毒性値の基準では化学物質過敏症などの発症を説明できない現状も考慮に入れておく必要がありますね。 ■問題は設計の仕方―佐藤修さん― 野口さん、コムケアセンターの佐藤修です。ご照会の件ですが、地質構造の専門家に聞いたところ、次のような返事がありました。問題は設計の仕方のようです。参考にはならないかもしれませんが、お送りします。 お申し出の件、地下水位が高いところでの周辺からの地下水の流入を防いでの掘削工事ですから、底面からの地下水の流入を防ぐ手は、今回の場合、水ガラス系の固化剤しかよい方法はないかと思います。ただし適切な設計がなされての話です。 *追伸 野口さんもう解決済みかもしれませんが、相談していてもう一人の友人からメールが来ました。念のために送ります。 地盤改良材の水ガラスについて、連絡が遅れてすみませんでした。この1週間でゼネコン3社の人に聞いてみたのですが、皆さん口を揃えて「あ、水ガラスは他の改良材に比べたら圧倒的に安全ですよ」というだけで、どこがどの様に安全なのかはみんな知りませんでした。 おそらく、pH、溶出に関して最も安定していると言うことなのだと思います。僕も軟弱地盤では一部の地盤改良を行ったことがありますが、いかんせん土木に関しては全くの素人ですから、セメントを使っても、pH変化がそれほど見られなかったので、何も考えなかったような状況でした。 また、野口さんのHPで旧小泉邸の解体工事に付いて見ましたが 水ガラスについてはご回答できないのですが、非常に地下水位が高いと言うことから 次の疑問が生じます。 「下流域で地下水を利用している所はないか。あった場合、次の問題が生じます。 ①水脈が破壊されて下流水域の地下水が枯れるおそれがある。 ②水ガラスが安全であったとしても、たとえば酒の醸造や豆腐など、水に大きく左右される商売に使用している場合、影響はないか。 特に、観音様と同じ様な立地条件を考えると、下流域に様々な利用があることが考えられます。」 以上です。この人は、私が最も信頼するエンジニアの一人です。
by kitakamayunet
| 2005-03-05 15:36
| 台峯&マンション問題
|
Trackback(1)
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||