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山ノ内八雲神社例大祭のお知らせ(06年7月16~23日) この神輿は注文ならず、地元の手作りなり 北鎌倉の夏の風物詩の一つ、山ノ内八雲神社例大祭が7月16日から開催される。貴重な郷土史「北鎌倉ききがき」(非売品、篠田健三著、晩香書屋)は、半世紀前の例大祭の姿を生き生きと今に伝えている。 それでは、「北鎌倉ききがき」というガイドブックを手にして、昭和30年代にタイムスリップ! 「火事と喧嘩は江戸の華」。不謹慎ながら、冗談じゃないよ、それは北鎌倉だって… 八雲神社の夏祭り(「北鎌倉ききがき」より引用) 八雲神社は山之内村の鎮守にして、その祭礼は七月十四日より廿三日大祭までなり。神輿は非常に大きな造りにて、寄進者の奉額に無姓の何兵衛、何左衛門とあるにより、恐らくは江戸期の作ならむ。金物は屋根と台との緊縛に使いしのみにて、他は総檜造りの木組みの構えなり。 四人にてやうやく持ち上げ、八人にてやうやく歩くという重さ、したたかなり。この神輿は注文ならず、地元の手作りなり。柳屋という掛茶屋-亀井材木店の向ひあたりにありし往時の掛茶屋。かかる茶屋(さほど粗末ならず、近所のもの、行人らに酒食をも供せり)は、山之内道沿ひに少なからず。鶴岡八幡宮裏の、いまバス車庫のあるところにも大きな茶屋ありき-の裏手にて、界隈の寺大工・宮大工ら寄り合ひて手造りに作りし神輿なり。 子供用の神輿は、昭和廿年代、小坂郵便局向ひの田邊氏(もと教師)発起人となりて製作したる物。廿四万円くらゐにて、やはり子供用には重きものなり。 <中略> 祭は賑やかを通りこし、昔より乱暴狼藉常の如く、やれ一升瓶で頭を割られたの、余所者の愚連隊が神輿を担ぎに来て、どこか遠くへもって行ってしまったの、誰それの家に暴れ込んだの、ということばかり耐えぬゆゑ、近頃は、昔のように午後三時ごろ神社を出でて、翌朝の八時ごろまで担ぎ続けるということをせず、夕景になれば倉に入れしまうを流儀とすれど、蔵前で愚連どもが出せ出せと騒ぎ立てて、手のつけられぬ仕儀となることあり。 郵便局の隣りの小泉氏(この辺の大地主)で或る年、神輿が暴れ込むといふ噂を聞き、鉄門のうちに八寸丸太の芯張り棒をかったために、却って若衆ら納まらず、神輿を門扉にたたきつけ、只事ならず。亀井材木の主人かけつけ神輿の鼻先を持ちて制したるところ、掌を門と神輿に撃ち付つけられ、潰してしまいたる事件もありき。 八雲神社の石段を担ぎ上げることまことに一ト苦労にて、子供神輿も近頃は担がうといふもの少なくなり、みな幡持ちや面持ち(めんもち)をのぞむものから、神輿は自然、町のものならぬ余所者の担ぐ羽目となるなり。 昔時は道幅狭く、軒先に神輿ぶつかり、また暴れ神輿とて故意にぶつけて、騒ぎにせり。(栗田電気店主) #
by kitakamayunet
| 2006-07-02 08:13
| 現代に生きる禅の精神
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