円覚寺開山忌で北鎌倉幼稚園の園児が歌と踊りを奉納！

「密着ルポ」　壮観！建長寺・開山忌（２００５・８・２３～２４）
　 １０月３日午前、円覚寺の開山国師毎歳忌（開山忌）に。午前１０時過ぎ、舎利殿前に着くと既にお経が始まっていた。開山国師とは無学祖元禅師。１８歳で執権職に就いた北条時宗の招きで、中国から来日した。




　舎利殿でのセレモニーを終え、足立大進管長が円覚寺の塔頭の住職や末寺の住職を従え、仏殿に向かった。８月の建長寺開山忌 に比べれば、質素だ。聞けば大掛かりな開山忌は４年に１回行われるとのこと。昨年、大掛かりに行われたので、次回は３年後。
　でも、仏殿では、北鎌倉幼稚園の歌と踊りが奉納されるなど、見応えがあった。北鎌倉幼稚園の園長は、塔頭の白雲庵の住職がされている。住職は元オペラ歌手。仏殿では、建長寺開山忌と同じくお経「大悲呪（だいひしゅ）」があげられたが、住職がリード役をされた。素晴らしい声だった。


　境内ではモクフヨウ（木芙蓉）の花が咲いており、質素な禅寺の雰囲気に少し、アクセントを付けていた。この日は拝観料２００円が無料だった。外国人も含めた参拝客が、開山忌の様子を物珍しそうに私同様、カメラに収めていた。