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雨に濡れた会場の「フェスティバルパーク」 ![]() 3月25日と26日に逗子市の「フェスティバルパーク」で開催予定だった「逗子中庭カフェ」(http://tomoiku.org/)は、残念ながら雨のため二日間とも中止になった。北鎌倉湧水ネットワークは循環農法を参考にして有機・無農薬栽培している六国見山産のサトイモ、ネギ、春キャベツを出展し、同時に今年5月に出版予定のブックレット「里山再生は究極のSDGs—六国見山に刻んだ22年間の活動足跡—」の案内チラシ配布することにしていた。
保存のきくサトイモとネギは太陽が顔をのぞかせた3月20日に事前に収穫した。早めに収穫して出展に備えたのは、サトイモは雨が降っていると畑の土が泥んこになってしまい収穫できない。そして、収穫後は水洗いして乾燥させないとカビてしまう。両方ともいい感じで保存でき、開催日前日の24日、六国見山の畑仲間でかつ「逗子中庭カフェ」の主催者である「湘南石鹸」の川村耕士代表(https://www.facebook.com/koji.kawamura.399)が会場に運んでくれた。春キャベツは24日に収穫した。 ![]() ![]() 菜種梅雨入りで天気予報が猫の目のようにくるくる変わった。開催に向けて周到な準備を進めてきた主催者は、胃の痛くなる思いをしていたと想像する。開催当日の25日朝、川村代表から「おはようございます。当日のご連絡になり申し訳ありません。午前中の降水量予測が基準値を超えてしましましたので、本日の開催は中止いたします。皆さんご準備されていたと思いますが。ご理解いただきご対応お願いいたします。雨天でも会場には、7:30からスタッフ在住しております」との連絡があった。
![]() これに対し、「北鎌倉湧水ネットワークの野口です。色々とご苦労様です。開催中止の告知をFBでシェアするとともにメセンジャー『六国見山里山再生プロジェクト』にも中止の案内を出しました。本日、これから中止の残念さ、悔しさを共有・共感するために会場に伺います」と返信した。
会場に行こうと考えたのは2001年に六国見山地ビール「北鎌倉の恵み」を誕生させた時のことを思い出したからだ。「北鎌倉の恵み」のお披露目は同年3月31日と4月1日に開催予定だった「北鎌倉匠の市」と決めていた。しかし、3月31日は生憎と季節外れの雪に見舞われた。「難産の末にやっと『北鎌倉の恵み』を世に送り出したのに…」。「北鎌倉匠の市」の会場の東慶寺参道で空を見上げながら嘆いた。
![]() 3月25日午前8時ごろ、「逗子中庭カフェ」会場の「フェスティバルパーク」に着くとスタッフの人たちが雨の中、作業していた。その姿をしばらく見やりながらその心中を思いやった。午後になって川村代表から「皆さま、本日はギリギリの中止判断となり、ご迷惑をおかけしました。スタッフ全員で正午の天気予報10社を検討しました。また、会場もこのところ続いた長雨で足元がかなり悪い状態ですので、明日26日(日)の中庭カフェは中止といたします。大変残念ですが、また次回には是非ご参加ください」と26日も中止の連絡があった。 ![]() ![]() ままならぬ自然が相手のイベントの開催だ。それをしっかりと受け止め、次回に期待しよう。一つ書きとめておきたい、とても嬉しいことがある。「逗子中庭カフェ」用に事前にサトイモとネギをそれぞれ10袋運んでもらっていたが、スタッフと逗子市の職員が全て買い取ってくれた。代金はこれから印刷する「里山再生は究極のSDGs—六国見山に刻んだ22年間の活動足跡—」に充てるつもりだ。 ![]()
お披露目は北鎌倉匠の市(「里山再生は究極のSDGsより転載」) ![]() 2001年3月31日と4月1日の両日、東慶寺参道とギャラリー舟月荘などを会場にして街づくりへの期待を込めて「北鎌倉匠の市」が開催された。主催者は北鎌倉まちづくり協議会で、鎌倉市、山ノ内地区町内会協議会、鎌倉北ロータリークラブ、北鎌倉商観光を考える会が後援、東慶寺が協力した。「北鎌倉の恵み」誕生に向けた横浜ビールとの交渉は、この「北鎌倉匠の市」への出品を目指して急ピッチで進められた。建長寺や円覚寺の門前町として栄えた北鎌倉は昔から、「もの」を作ることを生業とする「匠」の人々が多い。匠の市は、北鎌倉らしさを強調するため、一般のフリーマーケットとは違い、作り手自らの作品、あるいは自らが選んだ品を出品・出店の基本とした。 横浜ビールとの交渉はスムーズに進み、2000年12月には横浜ビールが経営する「うまやの食卓」(イタリアン風手料理レストラン)と、北鎌倉の山ノ内公会堂で試飲会を開催した。山ノ内公会堂での試飲会には竹内謙鎌倉市長(当時)、地元商店街とNPO関係者などが参加してくれた。「北鎌倉の恵み」は北鎌倉の酒店の「すずきや」「玉子屋」「小沢商店」、大船の酒店の「みなと屋」、鎌倉市内を中心とした飲食店13店が取り扱を了承してくれた。満を持して「北鎌倉匠の市」に出店したが、初日の3月31日は時ならぬ雪に見舞われた。2日目の4月1日は好天に恵まれ、鎌倉市民や観光客が「北鎌倉匠の市」を訪れた。井上東慶寺元住職は東慶寺参道の大賑わいに、かつて北鎌倉が門前町として栄えてことを思い出したのか上機嫌で「これこそ門前市をなすだ。毎月開いたらどうか」と主催者に言った。 #
by kitakamayunet
| 2023-03-26 10:09
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